名古屋市中村区の内科・小児科|亀島駅2分
052-459-3312B型肝炎ワクチンは定期接種のワクチンです。
B型肝炎ウイルス(Hepatitis B Virus:HBV)は、ヒトの肝臓に感染し、一過性感染あるいは持続感染(キャリア状態)を起こします。
B型肝炎ウイルスは感染力が強く、針刺し・切創などでの接触による感染率は約30%と言われています。
持続感染の多くは出生時又は乳幼児期の感染で成立することが知られていますが、そのうち10~15%は感染から年月を経て慢性肝炎を発症し、その後、肝硬変・肝細胞癌を発症することがあります。
B型肝炎ウイルスは感染力が強く、また様々な暴露のリスクがあり、予防接種をお勧めします。
直接ご来院いただくか、お電話のみの受付となっておりますので、はじめての方はお気軽にご連絡ください(WEB予約は承っておりません)。
その他のワクチンを含め、ワクチンの年間スケジュールを作成することも可能です。
風邪やご都合などで、予定が変更となった場合には、その都度スケジュールを立て直し、お渡しいたします。
毎週火・金曜日 15:15~16:00
(ご希望の方は通常の診療時間内でも実施しております)(予約制)
ご来院の際に必ず母子手帳をご持参ください。接種間隔を確認したり、予防接種の記録をする必要があるため、母子手帳を忘れた場合は取りに戻っていただく必要があります。
その他の点については、ご予約時に当院スタッフよりお伝えいたします。
感染は主にHBVを含む血液あるいは体液との直接の接触によって生じます。
母親がHBV保有者(キャリア)である場合、妊娠中あるいは、多くは出産時に母親の血液によって胎児あるいは新生児がHBVの曝露を受け感染が生じます(垂直感染)
さらに、血液に接する機会が多い医療従事者等では、針刺し事故などによって感染する場合もあります。
また、最近は性感染症としても重要視されています。海外では、麻薬常習者間等での感染が知られています。
若年者ほど抗体獲得率が高い傾向にあります。
40歳までの抗体獲得率は95%、40~60歳は90%、60歳以上では65~70%です。
また、ワクチン3回接種後の防御効果は、20年以上続くと考えられていますが、個人差が大きいです。
3回接種完了後の抗体価の高い方が、持続期間が長い傾向があります。
10%前後に副反応が認められ、主なものは倦怠感、頭痛、局所の腫脹、発赤、疼痛などです。
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