名古屋市中村区の内科・小児科|亀島駅2分
052-459-3312以下の説明は、赤ちゃんのスキンケアについて説明したものです。湿疹などのある赤ちゃんには、以下の説明以外の対策(ステロイド外用薬など)が必要になることもあります。
両親・兄弟にアレルギー疾患を持つ子供に、新生児期から保湿剤を全身に塗布することで、アトピー性皮膚炎の発症率が30~50%低下するという報告や、湿疹があると、食物アレルギーへの感作が生じやすいという報告があります。これらのことから、保湿剤を早期から全身に塗布することが推奨されます。
乳児湿疹とは、乳児期に発症する湿疹の総称であり、ジクジク、ブツブツ、びらん(皮めくれ)といった皮膚の特徴があり、かゆみや乾燥を伴う皮膚炎です。生後1~2か月までは、母体由来の性ホルモンの影響で皮脂分泌が多く、顔や頭などが油っぽくなりやすいです。
しかし生後2か月頃から皮脂分泌量が急激に減り、生涯で最も乾燥しやすく、この時期にアトピー性皮膚炎を発症する子供が多いです。
皮膚は温まり過ぎると痒みが出てきます。38~40℃の湯に入ると、皮膚バリア機能が改善すると言われています。
石鹸やシャンプーは、泡にして使用したほうが良いです。低刺激性、弱酸性、無香料・無着色、防腐剤無添加、アレルギーや皮膚刺激テスト済みの項目があるものが望ましいです。泡を手にたっぷり取って、こすらずに丁寧に手で優しくなでるように洗います。
たとえひどい湿疹があり、皮膚がむけてジクジクした液が出ていたり、とびひなどの感染があっても、泡をそっとつけて優しくなでるように洗えば、あまりしみたりせず、細菌の数を減らしてより清潔にすることができます。
またシャンプーは残らないように十分洗い流すようにしましょう。特に髪の生え際、鼻の横、顎など。シャンプーが残っていると、その成分に対する接触性皮膚炎を起こすことがあります。
入浴後はやわらかい綿製のタオルで、水気を吸い取るように押しふきし、決してゴシゴシこすらないように気をつけます。髪はドライヤーで乾かすと皮膚も乾燥しすぎてしまうため、タオルで押しふきして丁寧に何度もふき、自然乾燥させるのが良いでしょう。
保湿剤は肌が水分で潤っている入浴直後(5~15分以内)が良いですが、ある程度の時間であれば、時間が経って塗っても効果に差がないという報告もあります。忘れないのが一番です。