名古屋市中村区の内科・小児科|亀島駅2分
052-459-3312熱いものや塩味・酸味が強いもの、固いものは痛みが強くなるため、避けたほうが良いです。
のど越しの良いもののほうが食べやすいことが多いと思います。
お薬については、なかなか飲みづらい場合は、シロップで処方したり、シロップの剤形がない場合は、粉末とシロップとを併せて処方する場合もあります。
夜中に眠れない場合、何が原因で眠れなくなっているのか、状況をしっかりお聞きする必要があります。
具体的には、のどの痛みで寝れないのか、鼻詰まりで寝れないのか、鼻水が後ろから垂れてしまうことで寝れないのか、咳で目が覚めてしまうのか、など。
のどの痛みで寝れない場合は、下記の緊急性が高い疾患が疑われる症状であれば、すぐに病院受診をお勧めします。
そうでない場合は、のどの腫れや痛みを和らげるお薬を使う場合があります。
色々な疾患が考えられますが、例えば以下のようなものがあります。
のどの痛みは、その原因となるものが治っていけば、通常は改善していきます。
ただ、アデノウイルス感染症や、EBウイルス感染症など、熱が長引いたり、のどの痛みが長引いたりする感染症もあります。
風邪や手足口病、ヘルパンギーナなどのウイルス感染症は、通常自分の免疫力で自然治癒します。
しかし、扁桃周囲膿瘍をはじめ、膿が溜まっている場合など、入院して治療しなければ治らない場合もあります。
市販薬をご使用の方もいらっしゃいます。市販薬は複数の成分が混ざっているものもあります。
そのため、望ましくは医師の判断の元、処方されたお薬のほうが、適正使用という点などでは良いかと思います。
お子様ののどの痛みで心配なときは受診していただければ、と思います。
以上のような症状がある場合は、緊急性が高い疾患である可能性があり、すぐに病院受診をお勧めします。
小児科や耳鼻咽喉科の受診が考えられます。
判断に迷うようでしたら、まず小児科を受診していただければよいと思いますが、のどの痛みに加え、耳が聞こえないという症状があるようなら、耳鼻咽喉科受診が望ましいと思います。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぎ、患者さんが安心して診療を受けていただくために、当院をはじめてご利用の方でもオンライン診療が可能です。お手持ちのスマホから簡単にお申込みできます。
オンライン診療はこちらから風邪は誰にでもかかりうる非常に身近な病気です。
市販薬を使って自然に治ることも多いですが、長引かないうちに医師の診察を受けた方がよい場合もあります。
このページでは、これまでに名駅ファミリアクリニックで診察をされた患者様から頂いたご意見をもとに、風邪の診察を受けることを考えている場合に、疑問になりそうことをQ&A形式でまとめてみました。
当院での診察に限らず、診察を受ける際の参考にしていただければと思います。
風邪は基本的に自分の免疫力で治すものではありますが、薬を使うことで、症状が軽く済む場合はあります。
基礎疾患がある方や、風邪を引いて他の合併症を生じた方は、早めに受診することで、症状が重くならずに早く治ることもあります。
風邪の主な症状は、のどの痛みや鼻水、咳、痰、発熱といったものですが、その出具合は人によってさまざまです。 その中でも次のような状況になっているときが受診の目安の例になります。
症状の経過や薬にもよります。
症状が落ち着けば止めても良い薬もありますが、症状が落ち着いていても、一定期間続けたほうが良い薬もあります。
当院に来院される患者さんの中で、通常の風邪であれば、1回限りの受診が多いです。
しかし、熱が3日以上続くとか、症状が悪化してきたなどあれば、もう一度診させていただくこともあります。
また、風邪のようで実は肺炎であった、とか、喘息も合併していた、といったケースもまれにあるため、もう一度診察をお願いする場合もあります。
次のような症状があるときは、風邪のようで風邪ではない、危険な病気の可能性があります。
これらの症状は、緊急性が高い病気の可能性があり、すぐに受診されることをおすすめします。
もちろん可能です。 診察の際に、アレルギーについてお教えください。
もちろん可能です。
当院は小児も診察しているため、その親御様世代の方たちの受診も多いです。
そのため、妊娠中や授乳中の方もしばしば受診されていますので安心してご来院ください。
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オンライン診療はこちらから炎症が咽頭(のど)の粘膜に強い場合に咽頭炎、口の奥の両脇にある口蓋扁桃に炎症が強い場合に扁桃炎といいます。
扁桃炎は、細菌またはウイルスによる感染によって起こります。起炎菌としてはA群β溶連菌が最も多く、小児では約15~30%、成人では約10~15%といわれています。
ウイルスが原因となるのは、小児では約10~40%、成人では約20~30%です。
のどの痛み、飲み込む時の痛み(嚥下時痛)、発熱、頭痛、さらには鼻水や咳を伴うことがあります。
上あごの奥の軟らかいところ(軟口蓋)に、点状出血や出血斑、口内炎、口唇炎、歯肉炎といった粘膜の病変がみられる場合には、ウイルス性が疑わしくなります。
口蓋扁桃に、白い膿ができているような扁桃炎の場合には、細菌性や、後でお伝えする伝染性単核球症を疑います。
EBウイルスの初感染によって起こる感染症で、小児や若い大人の方ににしばしば発症します。
症状としては、口蓋扁桃が赤く腫れたり、白い膿が付いたり、首周りのリンパ節が腫れたりします。
肝臓や脾臓の腫大(肝・脾腫)を認めることもあります。
溶連菌を疑う場合には、のどに綿棒を当てて行う迅速検査を行うことがあります。
EBウイルス感染症などを疑う場合には、採血で詳しく調べることがあります。
原因によって治療が異なります。
細菌を疑う場合には抗生剤による治療になりますが、ウイルス感染症では特別な治療法がなく、対症療法になります。
咽頭炎・扁桃炎を疑われるお子さまをお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。
初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。
溶連菌(A群β溶血連鎖球菌)はしばしば咽頭炎、扁桃炎を生じます。高熱や喉の痛みが有名ですが、中にはイチゴ舌という舌がイチゴのように赤く腫れたり、全身に発疹が現れたり、蕁麻疹を生じたりすることもあります。
また、嘔吐や腹痛が現れることもあり、一度治ったと思っても再発することもあります。小児で有名な感染症ですが、大人にもかかることがあります。
飛沫(唾液、鼻水)感染や接触感染で広がります。保育園などで集団感染を起こすこともあります。
冬に流行ることが多く、9月頃から増加してきます。
当院では、溶連菌感染が疑われる場合は迅速検査を行っています。喉の検査で、5分で結果が出ます。
アデノウイルス検査や、インフルエンザ検査と同時におこなうこともあります。
自然に解熱することもありますが、合併症予防のため、ペニシリンというタイプの抗生剤(抗生物質)を10日間内服し、治療を行っていきます。
抗生剤を適切に内服すれば、24時間以内に感染力がなくなるため、熱もなく元気であれば登園(登校)は可能です。
リウマチ熱という、関節炎や心炎を生じる病気を合併することがあります。この合併症の予防のため、ペニシリン系抗生剤を10日間内服します。
ただし、先進国では非常にまれであり、わが国での年間患者数は17例にすぎない(2009年)といわれています。
もう一つ有名なものとして、糸球体腎炎があります。咽頭炎・扁桃炎になってから平均10日で、血尿や尿量減少、浮腫などが生じます。
これは抗生剤治療をしても、発症を防げるわけではないといわれています。
ただし発症率は少なく、年間2~3人/10万人程度です。
名古屋市在住の小児ですと、自己負担は発生しません。
成人ですと、3割負担の方で、約2,100円です。
症状が疑われる方はぜひ一度当院までご相談ください。
初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。
アデノウイルスは咽頭や結膜、腸管、下気道などで増殖し、咽頭結膜炎、流行性角結膜炎、胃腸炎、出血性膀胱炎といった多彩な症状を呈します。
プールを介して流行することが多いので、「プール熱」とも呼ばれます。
夏に多いですが、年間を通じて発生します。
アデノウイルスは2-14日間の潜伏期間をおいて発症します。飛沫感染、接触感染でうつります。プールに入らない子どももかかることがあります。
感染力が強く、家族内で感染したり、保育園などでたくさんの児がかかることもあります。
大人にもかかることもあります。
咽頭痛や高熱(39℃以上)などが出現し、発熱が3~7日間と長く続くことがあります。
また、扁桃腺に白苔という白いものが付着することがあります。ちなみに白苔は溶連菌やEBウイルスによる扁桃炎でも発生することがあります。
その他、頚部・後頭部リンパ節の腫脹と圧痛を認めることもあります。
眼の症状としては、目が赤くなったり、目やにが出たり、涙が多くなる、まぶしがるといった症状があります。
アデノウイルスは他にも、中耳炎、肺炎、胃腸炎、出血性膀胱炎、流行性角結膜炎、心筋炎など、多彩な症状を生じることがあります。
のどや角結膜に綿棒をあてて行う迅速検査で、10分程度で結果が出ます。
採血では白血球が高くなったり、CRPが高くなったりします。
アデノウイルスはウイルスなので、抗生物質は効きません。
中耳炎などを合併したときには、抗生物質が必要になることもあります。
のどが痛くて食べることができず、ぐったりする場合は入院が必要になることがあります。
また、アデノウイルス胃腸炎として、嘔吐・下痢症状が強くて食べれなくなり、入院が必要になることもあります。
そのため、食事は摂れているか、水分は摂れているかを注意してみていく必要があります。
発熱などの主な症状が消失して、2日経過すれば登園可能です。
感染力が強いため、タオルや食器などの共用を避け、手洗い、うがい、マスクをしましょう。
また、便中から数週間以上ウイルスが排泄されることもあり、排便後やおむつ交換後に、せっけんを用いて丁寧に手洗いをしましょう。
ワクチンも開発されておりますが、日本では予防接種は行われておりません。
名古屋市在住の小児(名古屋市の住民票がある小児)の場合、自己負担はなく無料です。
アデノウイルスの症状が疑われるお子様をお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。 初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。
手足口病は、口の中や、手足、臀部などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。
子どもを中心に、主に夏に流行します。この病気の好発年齢層である乳幼児のいる保育園や幼稚園では、集団感染が起こりやすく注意が必要です。
発症する人の90%前後は5歳以下の乳幼児ですが、大人にもうつることがあります。
原因となるウイルスはひとつではなく、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルスA71で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。
原因となるウイルスの種類が多いので、一度治ったと思っていても何度もかかることがあります。
3~7日程度の潜伏期間の後、発症します。
手のひら、足の裏、ひざ、お尻にぷつぷつとした赤い小さい発疹や水疱ができます。まれに胴体や顔に発疹がみられることもあります。
通常痛みはありませんが、原因ウイルス(コクサッキーウイルスA6など)によっては痛みを伴うこともあります。数日から1週間程度で消えます。
口の中では、舌や頬粘膜、軟口蓋や硬口蓋、時には口蓋垂や唇などに粘膜診ができます。
粘膜診は赤い斑点として始まり、周辺が赤い小水疱になり、それが破れて白っぽい潰瘍になります。
たくさんできた舌や頬粘膜などの粘膜診の痛みのために、食欲が落ちることがあります。
とくに固いもの、辛いもの、すっぱいものが食べられなくなって、よだれが多く出ることがあります。
熱は微熱程度のことが多いですが、高熱になることもあります。
手足口病になって1~3週間後に手のひらや足の裏の皮がめくれる(落屑)ことがあります。
潜伏期間は3~7日程度です。
特別な検査はありません。診察で特徴的な発疹が特徴的な部位にあることで診断できます。
特別な治療薬はありませんが、かゆみがある方に塗り薬を処方することがあります。
熱があったり、食事がとれなかったりするときは休みましょう。
ぐったりしていないか、食事は摂れているか、尿は出ているか、などに注意しながら見ていきましょう。
水疱が残っていても、解熱し元気があり、食事が普段通りとれるようになれば登園は可能です。
飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中のウイルスが何らかの理由で口に入って感染)があります。
接触感染対策として、タオル、食器などの共用を避けましょう。また、接触・飛沫感染対策として、手洗い、うがいを徹底しましょう。
ウイルスは感染後6週間以上便中に排泄されることもあります。おむつ交換などの際は、手洗いをしっかりとしましょう。
熱があったり、食事がとれなかったりするときは休みましょう。
水疱が残っていても、解熱し元気があり、食事が普段通りとれるようになれば登園は可能です。
名古屋市在住の小児ですと、自己負担は無料となります。
手足口病を疑われるお子さまをお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。
初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。
ヘルパンギーナとは、夏に流行る風邪の代表で、7月から秋にかけて流行します。
4歳以下の乳幼児に多い感染症です。
さまざまなウイルスがヘルパンギーナを起こしますが、その中でコクサッキーAウイルスが主な原因です。
原因となるウイルスが複数あるため、くり返しかかることがあります。
2~10日程度の潜伏期間の後に発症します。
喉の奥にぷつぷつとした水疱と潰瘍ができるのが特徴です。病変がしばしばみられる部位は、口蓋弓、軟口蓋、扁桃腺、および口蓋垂です。まれに硬口蓋、舌、または頬粘膜に病変が見られることがあります。
水疱の数はさまざまですが、通常は10未満です。
水疱は通常1~2㎜で、輪郭が赤くなっています。約1日で水疱は壊れ、3~4㎜程度の白っぽい潰瘍になります。
手足口病と異なり、手や脚には発疹はみられません。
発熱は1~3日程度続き、のどの痛みは3~6日程度続きます。のどの痛みが強いと唾液を飲み込むのも難しくなり、よだれが多いことを訴える方もいます。
その他の症状としては、頭痛や吐き気、腹痛、食思不振などがあります。のどの痛みが強いと、ご飯が食べれなくなることがあるので注意が必要です。
歯肉が赤くなり腫れている場合には、ヘルペス歯肉口内炎の可能性もあるため、医療機関に相談してみましょう。
インフルエンザのような、その場で行う迅速検査はありません。
むしろ、身体の診察によるのどの所見などで、ヘルパンギーナと診断できます。
特別な治療法はなく、抗生剤も効きません。
のどの痛みについては、アセトアミノフェンを使用することがあります。
しかし、のどの痛みが大変強くて、ご飯が食べれない、というような場合は、まれに入院が必要になることがあります。
のどが痛くなることが多いため、熱いものやしみるもの(酸味や塩味)は控えて下さい。
また、元気はあるが、ぐったりしていないか、食事は摂れているか、といったところに注意して経過を見ていってください。
熱が下がり、のどの痛みがなくなり、普通に食事がとれるようになったら登園は可能です。
飛沫感染、接触感染が主ですので、手洗いやうがい、マスクといった日常の対策が有効です。
便中にはウイルスが6週間以上排泄されることもあり、おむつを交換するときなどには手洗いをしっかりしましょう。
熱が下がり、のどの痛みがなくなり、普通に食事がとれるようになったら登園は可能です。
のどが痛くなることが多いため、熱いものやしみるもの(酸味や塩味)は控えて下さい。
飛沫感染、接触感染が主ですので、手洗いやうがい、マスクといった日常の対策が有効です。
名古屋市在住の小児ですと、自己負担は無料となります。
ヘルパンギーナを疑われるお子さまをお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。
初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。
クループ症候群は、ウイルスや細菌の感染により、上気道が狭くなることで、犬の遠吠えやオットセイの鳴き声に似た咳の音が出る病気です。
生後6か月から3歳までの乳幼児に発症することが多いです。6歳以上の児にはまれです。
男児のほうが女児よりも多く、その比は約1.4:1です。
ウイルスや細菌が原因で発症するものや、それらによらない痙性クループというものもあります。
ウイルス感染によるクループの多くは軽症ですが、特に細菌感染に伴うものは、命の危険を伴うものもあるため、注意が必要です。
症状としては、犬の遠吠えやオットセイの鳴き声に似た咳が出ることが特徴です。
また、声が嗄れたり、息を吸うときにヒューヒュー、ゼーゼーといったりします。
症状が強いと、呼吸を訴えたり、陥没呼吸といって、肋骨の下のおなかの部分や鎖骨の上の部分がペコペコ動くような呼吸をすることがあります。 このような場合はすぐ病院受診することをお勧めします。
のどが痛くて唾液が飲み込めず、口から出てくる(流涎)ような場合は、細菌感染によるもの(喉頭蓋炎など)の可能性もあり、このような場合もすぐに病院受診をお勧めします。
けいれんや急性腎障害、脳症、心筋炎などを合併することがあり、症状が強いと死に至る場合もあります。
特に、意識の低下やけいれんといった症状があれば、ただちに病院受診をしてください。
特徴的な咳の音で診断することも多いですが、レントゲンで確認することもあります。
また、重症度の評価として、Westleyクループスコアというものがあります。
重症クループの場合は迅速な治療が必要です。
原因などによっても異なりますが、ステロイドを使用したり、気道を広げる吸入薬をしようしたりします。
症状が強い場合は入院が必要になることもあります。
ウイルスや細菌の感染により発症する場合が多いですので、接触感染や飛沫感染対策が重要になり、手洗いやマスクなどが予防策になります。
細菌による喉頭蓋炎の原因として多い、インフルエンザ桿菌(タイプb)は、予防接種(ヒブワクチン)で予防できます。ぜひ、早めの予防接種をしましょう。
ヒブワクチンの予防接種夜間から明け方にかけて悪化する傾向があり、その時間帯は特に注意が必要です。
息苦しそうにしていないか、陥没呼吸はないか、ぐったりしていないか、意識状態はどうか、顔色はどうか、といったところなどに注意して経過を見てください。
咳や熱といった落ち着けば登園可能です。
名古屋市在住(住民票がある方)の小児であれば自己負担は発生しません。
グループ症候群の症状が疑われるお子様をお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。
初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。
ヘルペス性歯肉口内炎とは、乳幼児が単純へルペスウイルスに初めて感染したとき、その内の約5%に生じる感染症です。高熱が4~5日続き、口の中に多数の口内炎ができたり、歯ぐきの腫れや出血が生じたり、口まわりに水疱ができたりします。
口の中の痛みが強いため、よだれを飲み込めずたくさん出てきたり、食事が摂れなくなることもあります。ひどい時には水分も摂れない場合もあり、入院が必要になります。
口唇ヘルペスに接触することで生じる、接触感染ですが、新生児では産道感染(母子感染)となることもあります。
症状・経過より診断(臨床診断)する場合が多いですが、検査としては発疹部位からの検査(抗原検査)などを行うことがあります。
抗ウイルス薬の内服、もしくは点滴治療を行います。
その他、脱水とならないように水分を十分摂取することが必要です。
食事はのどごしの良い、プリンやゼリー、アイスクリーム、冷ましたお粥などが良いです。
歯ぐきから出血などして痛みが強いときには、ストローを使ってスープなどを与えると良い場合があります。
アトピー性皮膚炎や湿疹症状が強い場合には、カポジー水痘様発疹症という、全身に水疱が多発する症状が出現する場合があり、注意が必要です。
熱が下がり、水分や食事がとれるようになったら登園可能です。
名古屋市在住の小児であれば、無料で診察が可能です。
ヘルペス性歯肉口内炎でお悩みのお子さまをお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。
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