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おたふくかぜ

おたふくかぜについて

おたふくかぜは流行性耳下腺炎といい、耳の下(耳下腺)が腫れたり、あごの下(顎下腺)が腫れたりする感染症です。ムンプスウイルスが原因で発症します。

考えられる原因は?

飛沫感染、接触感染で感染し、 春から夏にかけての感染が多いです。
約2~3週間の潜伏期間をおいて発症します。

感染しやすい期間は、耳下腺腫脹の1~2日前から腫脹5日頃までです。

おたふく風邪ウィルス

症状

頭痛、筋肉痛、倦怠感、食欲不振といった前駆症状がみられることがあり、その1,2日後から耳下腺や顎下腺が腫れたり熱が出たりします。ご飯が食べられないほど腫れることもあります。

腫れは片方だけで終わることもありますが、70~80%は両側性の耳下腺腫脹がみられます。
約半数に顎下腺の腫脹もみられ、ときには顎下腺だけの腫脹であることもあります。

腫れは2~3日でピークに達し、3~7日間、長くても10日間で消えます。
腫れは痛みを伴い、酸っぱいものを食べると増悪します。痛みで口を開くのが難しくなることもあります。

また、以下のような高熱や頭痛、嘔吐、耳の聞こえが悪いといった症状があればすぐに医療機関に受診してください。

  • 10~100人に1人が無菌性髄膜炎
  • 500~1000人に1人が回復不能な片側の難聴
  • 3000~5000人に1人が急性脳炎を併発

「難聴」がある場合は特に注意

注意が必要なのは難聴です。片方の耳だけのことが多いので、気づかれにくいようです。
おたふくかぜを発症した場合には、毎日両耳の周囲で指をこすって音が聞こえるかチェックしましょう。

その他の症状について

その他、膵炎・卵巣炎・睾丸炎などを起こすこともあります。

睾丸炎は思春期以降では2番目に多い症状であり、約30%で合併します。
通常、耳下腺炎発症1週間以内に発症し、悪寒、熱の再発、陰嚢の疼痛・腫脹を生じます。
症状は通常は3日程度で軽快します。通常は一側性で、約半数に睾丸の萎縮が生じますが、男性不妊の原因になることはまれと言われています。

卵巣炎は思春期以降の女性の約7%にみられ、下腹部痛があり、右卵巣炎になったときには虫垂炎(いわゆる盲腸)との鑑別が必要になることがあります。

感染経路

飛沫感染、接触感染で感染し、 春から夏にかけての感染が多いです。
感染しやすい期間は、耳下腺腫脹の1~2日前から腫脹5日頃までです。

検査

症状から診断することが多いですが、わかりにくいこともしばしばあります。
診断確定のためには、血液で抗体検査を行う必要があります。

治療法

特別な薬や治療法はありません。対症療法になります。
痛みが強い場合は解熱剤を使用することもあります。
強い頭痛や、はき気を訴え高熱が続く時には、無菌性髄膜炎を合併している可能性があります。
髄液検査をすることによって診断できますが、通常は後遣症なく治ります。

治療開始後に注意すべきことは?

発熱や頭痛、耳下腺の痛みでぐったりしていないか、食事は摂れているか、尿は出ているか、といったことなどに注意して経過を見ていただければと思います。

耳下腺・顎下腺が腫れ始めて5日間が過ぎ、かつ全身状態が良ければ登園(登校)できます。

予防方法

おたふくかぜは予防接種で予防ができる感染症です。
予防接種を打つことによって難聴などの重い合併症を防ぐことができるため、1歳を過ぎたら必ず打っておきましょう。

詳細については、以下のページをご参照ください。

おたふくかぜワクチンの予防接種

登園(登校)基準は?

耳下腺・顎下腺が腫れ始めて5日間が過ぎ、かつ全身状態が良ければ登園(登校)できます。

診察料金は?

名古屋市在住の小児の場合は自己負担は発生しません。

おたふくかぜの症状が疑われるお子さまをお持ちの方、ワクチンの接種をご希望の方はぜひ一度当院までご相談ください。
初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。