名古屋市中村区の内科・小児科|亀島駅2分
052-459-3312ワクチンで防げる病気のことを、VPD(Vaccine Preventable Diseases)といいます。
しかし、ワクチンで防げる病気であっても、妊娠中は生ワクチン(病原体は生きているが、病原性を弱めたもの)の予防接種はできないため、いざ予防接種をしようと思っても、できないものがあります。
そのため、妊娠前に抗体検査であらかじめチェックをしたほうが良いものがあります。 具体的には、以下の通りです。
名古屋市に住民登録がある、妊娠を希望する女性(とそのパートナーや同居人)は、名古屋市が指定する条件を満たせば、風疹の抗体検査を無料で受けることができます。
同じくこの風疹抗体検査に併せて、麻疹もしくは水痘もしくはムンプスの抗体検査を同時に行う場合、当院では下記の料金で行っております。
名古屋市の任意風疹抗体検査に併せ 下記抗体検査を行う場合に限る |
合計料金(税込) |
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麻疹 | 500円 |
水痘 | 1,200円 |
ムンプス | 1,200円 |
麻疹+水痘 | 1,700円 |
麻疹+ムンプス | 1,700円 |
水痘+ムンプス | 2,400円 |
麻疹+水痘+ムンプス | 2,800円 |
ウイルス感染にかかった場合の影響について、以下、お伝えしていきます。
妊娠20週まで(特に初期)に風疹に感染すると、胎児にも感染し、白内障、先天性心疾患、難聴などの障害がある児が生まれる可能性があり、これを先天性風疹症候群といいます。
妊娠中に感染し、胎児に感染すると、流産や早産の原因となることがあります。
大人が水痘に初めて感染すると重症化しやすく、肺炎などの合併症も伴いやすくなります。
特に妊婦はリスクが高く、妊娠早期なら流産の危険性があり、中期以降は先天性水痘症候群の危険があります。
また、妊娠後期の水痘肺炎は重症化することがあります。
先天性水痘症候群は、発達遅滞を伴うさまざまな神経障害などを生じることがあり、水痘にかかった妊婦の約2%に生じるといわれています。出生時に先天性水痘症候群でなかった児も、高頻度に生後6カ月前後で帯状疱疹を発症するといわれています。
直接ご来院いただくか、お電話のみの受付となっておりますので、はじめての方は当院までお気軽にご連絡ください。
(WEB予約は承っておりません)