むずむず脚症候群の原因や診断方法は?治療法についてもご紹介

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むずむず脚症候群とは、夕方から深夜にかけて、脚や上肢がムズムズしたり、痛痒かったり、じっとしていると不快、といった症状が出て、不眠などをきたす病気です。

小児から高齢者までみられる疾患で、70歳代まで、年齢とともに増えていきます。

女性に多く、男性の約1.5倍います。

むずむず脚症候群の有病率は、週2回以上症状がある人に限ると、欧米では1.5%から3.0%、日本では約1%といわれています。

原因

原因は、遺伝的な素因、鉄代謝やドパミン受容体異常が関連しているといわれていますが、まだ十分には解明されていません。

また、他の病気や薬剤によって、2次的にむずむず脚症候群の症状が出ることがあります。

具体的には、鉄欠乏性貧血、妊娠、糖尿病、腎不全、アルコールなど、パーキンソン病、脊髄障害、関節リウマチなどがあります。

また薬剤では、抗うつ薬、抗精神病薬、制吐剤、抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)などがあります。

症状・診断

むずむず脚症候群の診断基準として、

  1. 脚を動かしたくてたまらない衝動と不快感
  2. 安静時に悪化
  3. 脚の運動により不快感が軽減ないし消失
  4. 夕方から夜に悪化
  5. 上記の特徴の出現が、他の医学的または行動の状態で説明できない

以上5つすべて満たす場合に、むずむず脚症候群と診断します。

しかし、むずむず脚症候群の方は、その症状をさまざまな言葉で表現することがあり、診断だけでの判定が難しいこともしばしばあります。

そのため、治療薬による反応などで判断することがあります。

むずむず脚症候群の約2~6割の方には上肢にも症状があります。

治療法

2次性の場合は、原疾患の治療または原因薬剤の再調整を行います。

次に、非薬物治療として以下のようなことをおこなっていきます。

  • 夕方以降のカフェイン、アルコール、ニコチンを避ける。
  • 規則的な就寝・起床をする。
  • 就寝前に短時間歩いたり、四肢のマッサージをする。
  • 適度な運動をする。
  • 症状から注意をそらす工夫をする。

以上でも改善が難しい場合、ビ・シフロール®というお薬などを使用し治療していくことがあります。

むずむず脚症候群を疑われる方はぜひ一度当院までご相談ください。

初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。

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筆者プロフィール

院長:田島光浩

平成19年 信州大学医学部卒業卒後臨床研修の後、平成21年より名古屋大学総合診療科後期研修プログラム(日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医後期研修認定プログラム)にて後期研修を行う。 その間、名古屋大学総合診療科、愛知県がんセンター愛知病院緩和ケア内科、名古屋掖済会病院小児科、名古屋医療センター総合内科などで勤務。平成25年日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医取得。

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