ロタウイルスの症状・検査・治療法について解説

当院の新型コロナウイルス感染対策について

ロタウイルスは、乳幼児に胃腸炎を引き起こすウイルスとして知られています。

冬から春にかけて多く発生します。

感染経路

ロタウイルスが含まれた吐物や糞便を、何らかの形で口から摂取してしまい感染(経口感染)します。

他にも接触感染や飛沫感染といった原因で感染し、 ごくわずかなウイルス量でも感染することがあります。

症状

主な症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱です。

特に乳幼児が初めて感染したときに症状が強く出るといわれています。

多くは数日~一週間で治りますが、下痢や嘔吐が続き、ひどい脱水があると、点滴が必要となったり、入院が必要になることがあります。

5歳までには、ほぼすべての乳幼児がロタウイルスに感染するといわれています。

一方、大人はロタウイルスに何度も感染しているため、ほとんどの場合症状が出ないといわれています。

合併症

けいれんや急性腎障害、脳症、心筋炎などを合併することがあり、症状が強いと死に至る場合もあります。

特に、意識の低下やけいれんといった症状があれば、ただちに病院受診をしてください。

検査・診断

症状・経過のみで胃腸炎と判断し、診断までは行わない場合がほとんどですが、便を使用して検査する、迅速検査キットがあります。

当院ではノロウイルス・ロタウイルスを同時に検査するキットがあり、15分程度で結果を判明させることができます。

治療法

特別な治療薬はなく、整腸剤や点滴などの対症療法になります。

登園(登校)基準は?

嘔吐や下痢が消失した後、全身状態が良ければ、登園(登校)できます。

ただし、便からはウイルスが3週間以上排泄されることがあるため、日常の手洗いをしっかりと行うことが感染防止につながります。

予防方法

ロタウイルスにはワクチンがあり、予防接種がおすすめです。 詳細は下記ページをご覧ください。

ロタウィルスの予防接種

診察料金は?

名古屋市在住(住民票がある方)の小児であれば自己負担は発生しません。

ロタウイルスの症状が疑われるお子さまをお持ちの方、ワクチンの接種をご希望の方はぜひ一度当院までご相談ください。

初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。

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お電話での受付はこちらから

筆者プロフィール

院長:田島光浩

平成19年 信州大学医学部卒業卒後臨床研修の後、平成21年より名古屋大学総合診療科後期研修プログラム(日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医後期研修認定プログラム)にて後期研修を行う。 その間、名古屋大学総合診療科、愛知県がんセンター愛知病院緩和ケア内科、名古屋掖済会病院小児科、名古屋医療センター総合内科などで勤務。平成25年日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医取得。

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