クループ症候群の症状・原因・治療法を解説

当院の新型コロナウイルス感染対策について

クループ症候群は、ウイルスや細菌の感染により、上気道が狭くなることで、犬の遠吠えやオットセイの鳴き声に似た咳の音が出る病気です。

原因

ウイルスや細菌が原因で発症するものや、それらによらない痙性クループというものもあります。

ウイルス感染によるクループの多くは軽症ですが、特に細菌感染に伴うものは、命の危険を伴うものもあるため、注意が必要です。

症状

症状としては、犬の遠吠えやオットセイの鳴き声に似た咳が出ることが特徴です。

また、声が嗄れたり、息を吸うときにヒューヒューぜーぜーいったりします。

症状が強いと、呼吸を訴えたり、陥没呼吸といって、肋骨の下のおなかの部分や鎖骨の上の部分がペコペコ動くような呼吸をすることがあります。

このような場合はすぐ病院受診することをお勧めします。

のどが痛くて唾液が飲み込めず、口から出てくる(流涎)ような場合は、細菌感染によるもの(喉頭蓋炎など)の可能性もあり、このような場合もすぐに病院受診をお勧めします。

合併症

けいれんや急性腎障害、脳症、心筋炎などを合併することがあり、症状が強いと死に至る場合もあります。

特に、意識の低下やけいれんといった症状があれば、ただちに病院受診をしてください。

検査

特徴的な咳の音で診断することも多いですが、レントゲンで確認することもあります。

治療法

原因などによっても異なりますが、ステロイドを使用したり、気道を広げる吸入薬をしようしたりします。

症状が強い場合は入院が必要になることもあります。

登園基準は?

咳や熱といった落ち着けば登園可能です。

予防方法

細菌による喉頭蓋炎の原因として多い、インフルエンザ桿菌(タイプb)は、予防接種(ヒブワクチン)で予防できます。

ぜひ、早めの予防接種をしましょう。

ヒブワクチンの予防接種

診察料金は?

名古屋市在住(住民票がある方)の小児であれば自己負担は発生しません。

グループ症候群の症状が疑われるお子様をお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。

初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。

WEB予約はこちらから

お電話での受付はこちらから

筆者プロフィール

院長:田島光浩

平成19年 信州大学医学部卒業卒後臨床研修の後、平成21年より名古屋大学総合診療科後期研修プログラム(日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医後期研修認定プログラム)にて後期研修を行う。 その間、名古屋大学総合診療科、愛知県がんセンター愛知病院緩和ケア内科、名古屋掖済会病院小児科、名古屋医療センター総合内科などで勤務。平成25年日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医取得。

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