RSウイルスは赤ちゃんの感染に要注意!症状や診断方法について解説。

RSウイルス感染症は、秋・冬を中心に流行しますが、夏に流行ることもある感染症です。
乳幼児が感染すると、呼吸困難に陥ることもあるため、気を付けなければけません。
症状
大人や学童では、発熱、鼻水、鼻づまり、咳といった、普通のかぜと変わらない症状が生じます。
ただし、乳幼児が感染すると、喘息のような、ヒューヒュー、ゼーゼーという呼吸や咳をすることがあります。
特に赤ちゃんでの感染で注意が必要です。
6ヶ月未満の乳児では、(特に3ヶ月未満で)無呼吸発作が生じたり、大量の鼻水で呼吸がしづらくなったり、細い気管支に炎症が及んで、細気管支炎を起こすことがあります。
入院が必要になることもあり、気管支喘息や心臓病のある子供は、呼吸状態が悪化しやすいので注意が必要です。
感染経路
主に接触感染ですが、飛沫感染でも感染します。
感染力が強く、保育園で集団感染することもあります。
検査・診断
鼻から検査する迅速検査キットを使用することで、10分で診断ができます。
治療法
特別な治療法はありません。
喘息性気管支炎や、喘息を併発している場合には、吸入薬などを使用することがあります。
登園基準について
熱や咳こみがなくなったら登園可能です。
診察料金は?
名古屋市在住の小児(名古屋市の住民票がある小児)の場合、自己負担はなく無料です。
RSウイルスの症状が疑われるお子様をお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。
初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。