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RSウィルス

RSウィルスについて

どんな病気ですか?

RSウイルス感染症は、秋・冬を中心に流行しますが、夏に流行ることもある感染症です。
乳幼児が感染すると、呼吸困難に陥ることもあるため、気を付けなければけません。

RSウィルス

感染する原因は?

主に接触感染ですが、飛沫感染でも感染します。
感染力が強く、保育園で集団感染することもあります。

感染経路

主に接触感染ですが、飛沫感染でも感染します。
感染力が強く、保育園で集団感染することもあります。

どんな症状が出ますか?

大人や学童では、発熱、鼻水、鼻づまり、咳といった、普通のかぜと変わらない症状が生じます。
ただし、乳幼児が感染すると、喘息のような、ヒューヒュー、ゼーゼーという呼吸(喘鳴)や咳をすることがあります。

赤ちゃんは特に注意

特に赤ちゃんでの感染で注意が必要です。
乳児の約20%は生後1年間にRSウイルス関連の喘鳴症状が現れ、2~3%は入院が必要になるという報告もあります。また一部の患児でくり返す喘鳴症状とも関連しています。

6ヶ月未満の乳児では、(特に3ヶ月未満で)無呼吸発作が生じることがあります。
乳児の無呼吸発作は、乳幼児突然死症候群にも関連していると推測されており、要注意です。

また、大量の鼻水で呼吸がしづらくなったり、細い気管支に炎症が及んで、細気管支炎を起こすことがあります。
入院が必要になることもあり、気管支喘息や心臓病のある子供は、呼吸状態が悪化しやすいので注意が必要です。

検査・診断

鼻から検査する迅速検査キットを使用することで、10分で診断ができます。

どんな治療法がありますか?

特別な治療法はありません。
喘息性気管支炎や、喘息を併発している場合には、吸入気管支拡張薬やステロイドなどを使用することがあります。

さらに、RSウイルスの重症感染者は、人工呼吸器が必要になる場合があります。

どうすれば予防できますか?

ほとんどの乳幼児は、2歳までにRSウイルスに感染すると言われております。
さらに、一度かかってもその後も感染をくり返すことがあります。そのため、完全に予防することは不可能です。

接触感染・飛沫感染でうつるため、手洗いやマスクが一般的な予防方法になります。
なお、ウイルス排出の期間は通常3~8日ですが、長くて4週間続くこともあります。

治療開始後に注意すべきことは?

生後6か月未満の乳児や、妊娠35週より前に生まれた乳児、先天性心疾患のある小児などは特に経過に注意して様子をみてください。

鼻水や鼻づまりで息苦しそうではないか、喘鳴で陥没呼吸(息を吸うときに胸骨の上や鎖骨の上などが陥没する呼吸)をしていないか、ぐったりしていないか、食事は摂れているか、尿は出ているか、といったことなどに注意して経過を見ていただければと思います。

熱や咳こみがなくなったら登園可能です。

登園基準について

熱や咳こみがなくなったら登園可能です。

診察料金は?

名古屋市在住の小児(名古屋市の住民票がある小児)の場合、自己負担はなく無料です。

RSウイルスの症状が疑われるお子様をお持ちの方はぜひ一度当院までご相談ください。 初診・再診とも、WEB予約、またはお電話で受付を行っております。